キャリアの選択肢が広いオペ室看護師

オペ室看護師の経験は専門性が高いことから、十分な知識と技術を身につけるとキャリアの選択肢が広がります。一般的にはオペ室勤務が3年間あれば一人前として捉えてもらうことができ、複数の診療科にまたがる手術に対応していたからほとんどの手術の補助に対応できるだろうと考えられています。そのまま同じ職場でベテラン看護師を目指して働くこともできますが、転職して新しい職場で働く道も選ぶことが可能です。オペ室経験が豊富ならほとんどの病院を候補にできるので、もっと働きやすい職場を選んだり、やりがいのある症例が多い病院に転職したりすることもできるでしょう。

転職後にはオペ室専門の看護師として働いていくことも可能です。しかし、他の診療科を専門としていくこともできるので、転職するときには今後のキャリアをよく考える必要があります。ほとんどの病院の外科を候補にできるのは誰でも想像できることでしょう。しかし、外科以外でも手術をするケースが出てきていて、オペ室勤務をしていた看護師が重宝されています。例えば、消化器内科や呼吸器内科などの内科でも簡単な手術をするようになり、オペ室での基本を身につけている看護師が活躍しているのが現状です。クリニックでも手術をしていることがあるので選択肢にできます。転職や復職のときに様々な職場を比較して選ぶことが可能なので、その後のキャリアをどうしていくかも考えた上で魅力的な職場を選び出しましょう。